お金の本質は?お金の役割を理解すれば、あなたの人生は幸せになる!?

お金持ちになりたいですか~~?

こんな質問されたら、大体みんな「なりた~~い」って答えるでしょう。お金持ちの定義は置いておくとして、現代社会で快適に暮したり、自分のやりたいことをストレスなくやり遂げたりするためには、ある程度お金が必要なのは自明ですね。

小学生だって、大学生だって、専業主婦だって、老後まったり暮らしている老人だって、もう少しお金があったら、あんなことやこんなことができるなぁと考えたことはあると思います。

一部の特殊な人を除けば、ほとんどの人はお金を欲しがっています。これほどまでに多くの人が共通して欲しがる身近な存在のモノは、他にないのではないでしょうか。

それにもかかわらず、お金の本質やお金の役割について深く考えたことのある人は、意外と少ないのではないでしょうか。なんとなく、バイトして、サラリーマンになって、もらった給料から年金払って、税金納めて、車買って、家建てて、、、

一体我々の人生において、お金というアイテムはどんな役割を果たしているのでしょうか。今回の記事では、昔からお金の不思議さに疑問を抱いてきた僕が、お金の本質について考察してみました。この記事が、お金との付き合い方を考えるきっかけになれば幸いです。

RunRun

どーも、RunRunです。僕は小さいころからお金持ちになりたいなという漠然とした願望を持っていました。そのためか、大学に入ると株取引を始め、入社後は副業を調べ、様々な手段で金融資産を増やしてきました。

現在、金融資産は3500万円を超え、日本人の平均に比べ、お金は持っている自覚はあります。

金融資産1000万円を超えた頃、僕は貯めたお金を使って何か買おうと思い立ったものの、買いたいもの見つかりませんでした。結局、株や仮想通貨の買い増し、さらにWebサイトの購入など将来お金を生み出す可能性のあるものにしかお金を使えませんでした。

買いたいものがないのに、お金を増やそうとしている矛盾に気づき、そもそもお金って何だろうと深く考えるようになりました。今回、今まで僕が考えてきた、「お金の本質」について記事にしてみました。この記事をきっかけに多くの人がお金について深く考えるようになれば幸いです。

お金はあるのに買いたいものがない!?

まずは、僕が体験したエピソードから語っていきます。

僕は小さい頃からお金にものすごく興味がありました。お金があれば、いろんなことができそうだと漠然としたイメージを幼いながらに持っていたのだと思います。そういう性格だったため、お年玉やお小遣いはほとんど使わず、貯金していた記憶があります。

そんな僕は、大学生になると、親からゆうちょ銀行の口座を渡され、お金の管理を自分でするようになりました。クレジットカードも作って、奨学金もバイト代も毎月、ゆうちょの口座に振り込まれて、まさに銀行口座にお金が入ったり、出たりを身をもって体験しました。

大学生としては珍しいかもしれませんが、僕はお金をあまり使わないキャンパスライフを送っていました。そんな暮らしをしていると、銀行口座の残高が増え続けていきます。ふと大学2年生の頃、「この貯まったお金、このまま口座に眠っていてはもったいない。お金を働かせるために、何かしよう!」と決意しました。いろいろお金を働かせる方法を調べて、株をしてみようという結論にたどり着きました。

それから、株式投資関連の本を読み、日経新聞を読み、関連雑誌を立ち読みし、金融や経済の知識を初心者なりに頭に詰め込んで、株の売買を始めました。最初は、10万円くらい証券口座に入れた記憶があります。

しかし、10万円ではなかなか有名な株は買えませんし、例え資産が増えたとしても微々たるものでした(正直、バイトした方が稼げます)。もっと増やしたいと思った当時の僕は、がんがんお金を証券口座につぎ込み、信用取引も始め、みるみるリスクの高い取引をしていた記憶があります。

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なんやかんやで損したり、得したりして、現在まで株の取引は継続しています。トータルで投資額の2倍以上の利益を得ることができ、30歳頃に金融資産は3000万円を超えました。ネット界隈で有名なトレーダーに比べれば雑魚な成績ですが、株なんて知らない一般人からすれば、まあそこそこ金持っている部類に入るのではないでしょうか。

そして、大金を手にした僕がどのようにお金を使ったか、、、高級車?高級時計?高級ディナー?全く興味が湧かず、結局そういう高級なモノやサービスにお金を使うことはできませんでした。3000万円以上の金融資産を保有していながら、思ったことは「この大金を眠らせてはいけない。もっとお金に働いてもらわなくては!」でした。

そして、そのお金を元手に株の信用取引に使う額を上げたり、仮想通貨を買い増したり、儲かりそうなWebサイトを買い漁ったりと、将来的にお金を生み出しそうなアイテムにお金を使いました。買いたいものがない僕が、さらにお金を増やしたいと思っていたのです。

以上のような経験から、この矛盾に満ちた行動は一体どこからきているのか。お金とは何かについて、深く考えるようになりました。

お金の本質とは?

「お金って、どんな役割を持っているのだろう?」

この問いへの僕の答えは、「お金の本質的な役割は、人生の選択肢を増やす」です。

お金の本質的な役割

  • 利用できるモノ・サービスを増やす
  • 自由に使える時間を増やす
  • 志を共にする仲間を増やす

お金の役割は、人生において最も大事な上記3つの要素を増やすと私は考えます。その結果、あなたの人生は選べる選択肢がどんどん増えていきます。ここからは、より詳細に説明していきたいと思います。

利用できるモノ・サービスが増える

皆さんが真っ先に思いつくお金の役割は、この世に存在するモノ・サービスと交換できることでしょう。これは、小さい頃から我々の身に沁みついているお金の最も重要な役割ですね。お金持ちになれば、単純に交換できるモノ・サービスの選択肢が多くなりますね。

例えばお金持ちだったら、ファストフードやファミレスなどで食事を楽しむこともできるし、高級フレンチやイタリアンみたいな格式高いレストランで楽しむこともできるでしょう。

お金があれば、最新のiPhoneを買うこともできるし、電話機能しかないPHSでもいいでしょう。自分の価値観に合わせて選択すればいいのです。お金がない人は、PHSを買うしか選択肢がありません。

また、残酷なことに医療サービスさえお金によって左右されることがあります。お金持ちならば、良いサービスを受けられ、健康寿命を延ばしたり、難病を優先的に治療できたりなども可能性としてあると思います(あくまで可能性の話です)。

このように現代社会において、「お金はあらゆるモノ・サービスと交換できる」という万能アイテムのような役割を持っています。それゆえに、多くの人はお金を稼いで、自分の欲するモノ・サービスと交換しようとします。逆に言えば、欲しいモノも利用したいサービスもなければ、辛い思いや嫌な仕事をしてお金を稼ぐ必要はありません。

自由に使える時間が増える

お金があれば、自由に使える時間も増えます。時間はあらゆる人に平等に与えられたものだと思っている人もいるかもしれませんが、お金があれば、自由に使える時間は圧倒的に増えます

例えば、高いお金を払って新幹線を使えば、鈍行列車に比べ目的地にいち早くつくことができ、観光する時間も増えますよね。

掃除も自炊も洗濯も、お金があれば家事代行サービスを利用できますね。そうなれば、普段行っている家事の時間を、他の好きなことに充てることができます。

また、お金があれば、そもそもお金を稼ぐための労働からも解放されます。週5日、8時間労働から解放されるとしたら、、、圧倒的に自由に使える時間が増えますよね。

以上のように、お金と引き換えにあなたが自由に使える時間が増え、その時間で好きなことができます。ずーーーと寝ていても良いし、新しい仕事を初めても良いし、学びたいことを勉強しても良い。お金によって増えた時間をどう過ごすか、あなたに与えられた選択肢は増えます。

志を共にする仲間が増える

お金は人を集める能力を持っています。お金を無料で配ろうとすれば、人が群がるのは自明ですね。実際にお金を配っている人はTwitter上にいますし、、、

従業員を新たに雇ったりするときも同様に、お金の力は偉大です。どんなにやりがいがある職場であろうと、どんなに社長がいい人柄だろうと、給料が低かったら人は集まってこないのが現実です。

就活生だろうとアルバイトだろうと、表面上どんなにきれいごと言っていたとしても、本音では給料を重要視しています。やりたいこと云々は二の次です。よっぽどお金に困っていない人以外は、給料の多寡は職業選択において大きな影響力を与えます。

すなわち、あなたにお金があればあるほど、相応の給料を支払うことができ、あなたのビジョンや考えに共感し、一緒に働きたいと思う人が集まりやすくなります。厳しいことを言えば、どんな職場でも安月給では志を共にする仲間など集まりません。就職先に困った人が、背に腹は代えられぬ思いで集まるだけです。

これは就職に限らず、何かを成し遂げようと仲間を募る場合も同じことが言えるでしょう。お金は人を集める能力に非常に長けています。あなたにお金があり、それを報酬として与えることができるならば、志を共にする仲間を多くの選択肢から選ぶことができます。お金の力を使えば、どの人と一緒に働こうか迷うことも可能になるのですよ。

選択肢は強さだ。ゆえに、お金を稼ごう!!

先述の通り、お金の本質的な役割は、人生の選択肢を増やすことである。特に、あなたの人生に大きな影響を与えるであろう、「モノ・時間・人」に対して選択肢が増えます。

ここまで読んで、「お金を稼ぐと人生における選択肢が増えることは分かったが、何かいいことがあるのかな」と疑問に思った人はいるのではないでしょうか。おっしゃる通り、闇雲に選択肢を増やしたとして、果たしてあなたの人生は幸せになるのでしょうか。

答えはYesだと僕は考えています。その理由は、選択肢は強さだと思っているからです。詳しく説明すると、、、

選択肢があるということは、仮にあなたがAという選択肢を選んだとして、あまり良くない選択だったなと感じたら、Bに変更することができます。選択肢が増えれば増えるほど、あなたはCもDもEも試すことができるのです。

僕はこの状態を「打つ手なんていくらでもある状態」だと勝手に命名しています。この状態になると、例え失敗したとしてもあまりダメージを受けません。ゆえに、選択肢=強さだと僕は考えています。

サービスの悪いホテルも、まずい料理が出てくるレストランも、うざい上司と働かなければいけない職場も、二度と体験しなくて済みます。あなたにお金があれば、、、

このように、お金の力で選択肢を増やすことができれば、あなたは今より幸せになることができると確信しています。もちろん、選択肢が増えることによって、新たに生まれる悩みはありますが、ある意味、贅沢な悩みと言えるでしょう。

お金を稼ぐことで人生における選択肢を増やすことができる。その結果、例え失敗したとしても「打つ手なんていくらでもある状態」になり、幸せに人生を進めることができる。このような論理が僕の根底にあるからこそ、今もお金をもっともっと稼ごうとしているのだと思います。

これからの人生、いろいろ失敗することがあると思います。というか、新たな挑戦をすれば必ず失敗しますよね。でも、お金があって、選択肢が増えて、「打つ手なんていくらでもある状態」になれれば、怖いものはありません。お金を上手く使って、どんどん失敗して、人生を豊かなものにしていきましょう。

さあ、お金を稼いで、選択肢を増やして、幸せな人生を送りましょう!

※人生は選択の連続です。そんな「選択」に関する本でとても面白かったので、興味ある方は是非読んでみて下さい。

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