「人生は自己満足である。」
20代前半の頃に、こういう風に人生をとらえた僕は、どうしたら自分の人生を自己満足できるかひたすら考えてきました。
そして、大きな概念というか、指針というか、「これからの僕の人生は、こう過ごしていこう!」と思える目印を30歳になり、ようやく見つけることができました。
それは、、、
「死ぬ直前に充実感を感じられれば、僕の人生は100点満点!」です。これこそが、僕の人生の満足度を高める考えなのだと思えました。
そこで、この考えを深堀していくことにしました。充実感を感じ、自分の人生の満足度を高めるためには何をすべきなのか。
まずは、人生を振り返り、どういうときに充実感を感じ、満足できたのか考えてみました。すると、人生で起こる事について、あることに気づきました。
人生で起こる全てのイベントは、究極的には「confortable」と「uncomfortable」の2つに分類できるかもしれないと、、、
comfortableとuncomfortable
「comfortable」
快適な状況。例えば、友達と飲み会でダラダラ過ごすとか、休日テレビや映画など見て、楽しみなど。あるいは、家族と旅行に行く、恋人とデートするなど、「なんか心地よい。楽しい。楽だな~。」といった感情になる出来事全般。
「uncomfortable」
自己のスキルや能力を上げるために苦しい、つらい、大変だと感じる出来事全般。例えば、留学して外国語をマスターするとか、博士号取るために論文書くとか、起業するとか、フルマラソンの自己ベスト更新に向けて練習するとか。
そして、人生の満足度を高めるには、自分の人生において、「comfortable」と「uncomfortable」の割合をどの程度にするかが重要だと考えました。
ある人は、「comfortable」な出来事さえあれば、十分と考えるかもしれません。一生懸命働いてお金を稼ぐとか、自分の能力向上のために新しいことに挑戦する事に全く価値を見出さず、その日楽しく、楽に過ごせれば万事OKと思っている方々ですね。
一方で、ある人は、「起業して、人々を幸せにしたい!!」と純粋に思い、そのためには自分の人生のすべての時間を捧げる覚悟を持っている、すなわち「unconfortable」な出来事を重要視するかもしれません。そういった人は、「休日ダラダラすごくなんて人生の無駄遣いだ!!」と考えるでしょう。
どちらの人生も正解ですばらしく、尊重すべきでしょう。人生は自己満足できればそれでOKですから。
かく言う僕は、「comfortable」35%、「uncomfortable」65%くらいの感覚で人生を過ごせれば、人生の満足度を高めることができるなと感じました。
「uncomfortable」なイベントによって、自分の能力開発や成功体験の積み上げから充実感を得つつ、「comfortable」なイベント、例えば、休日ゴロゴロしてたり、テレビダラダラ見たりして、英気を養いなぁ~と。
そうして人生を過ごしていければ、死ぬ前に「僕の人生、サイコー!!」状態になっているのかなと予想しています。まあ、人の考えは変わるものなので、5年後は違う価値観になっていると思いますが、、、
特に、僕の人生の65%を占める「uncomfortable」な出来事は、僕の人生の満足度を高める大きな役割を担っていると思っています。
そこで、今回の記事では、この「uncomfortable」なことについて深堀りし、どのように過ごせば、能力向上や成功体験につながり、「充実感を感じながら死ぬ」という目標を達成できるのか、現在の自分の考えを書いてみました。
まだ30年程度しか人生を経験していない僕ですが、これまで過ごしてきてある程度「人生ってこうすれば、自分がもっと成長でき、満足できるのではないか」と感じたことを書いていきます。「こう考えている人もいるんだぁ~」というスタンスで読んで頂けると幸いです。
どーも。RunRunです。僕は、30歳になるかならないかくらいの頃から、急に死を意識しながら人生を過ごすようになりました。
特に、大病にかかったとか、大けがして動けなくなったわけではないですが、人生のゴールが死であるとふと気づき、そこに向かってどう過ごしていくかを真剣に考えるようになりました。
その中で、「comfortable」と「uncomfortable」に人生のイベントを分類してみると、意外としっくりくるなと感じ、そこから人生の選択において、「死というゴールに向けて、この選択はどういう意味を持っているのだろう」と考える習慣をつけてきました。
今回の記事では、個人的に価値を置いている「uncomfortable」なことについて、そこから自己成長や成功体験につなげるためには、何を意識すべきか、僕なりの考えをまとめてみました。
1日1日の積み重ねでしか人生は劇的には変わらない。
朝起きたら急に大金持ちになっていたり、モテモテになってたり、、、誰もが一度は妄想したことがあるのではないでしょうか。しかし、世の中そんなことはなかなか起こりませんよね。
「人生は、1日1日の積み重ねでしか変わらない。」
一発逆転を期待して、日々の些細な過ごし方をないがしろにしないことが、人生の満足度を高める秘訣だと僕は思います。
よく、「これをすればお金持ちになれる!」とか「これをすれば美人と付き合える!」とか「これさえできれば、東大に受かる!」とかありますが、大体は詐欺案件でしょう。
結局、毎日コツコツ努力を積み重ね、徐々にあなたという人間を変えていくことでしか、人生の方向は変わりません。もちろん努力の仕方は工夫の余地があり、無駄な努力を毎日積み重ねても何の意味もありませんよ!
重要なのは、楽していい結果が得られるというおいしい話は世の中にはないという事です。必ず裏があるので注意しようという事ですね。
というのも、そういうおいしい話が仮にあるならば、みんな「億万長者」「美人な奥さんで円満な家庭」「東大合格」になります。でも実際の世の中には、貧乏人も離婚経験者も東大出身以外の人もごまんといます。
要するに、何か望む結果を得たいならば、「正しい方向」で「正しい量」の努力を続けるしかないんですよ。
僕の場合も「uncomfortable」な状況になると、どうにか楽できないかなとかよく考えますが、たいてい楽して事からは何も得られず、自己満足もできません。すなわち、そんなことをしたところで僕の人生の満足度は高まらないのです。
僕も昔は楽して稼げるとか、楽して成績アップするとかいう記事に踊らされていたことはありましたが、結局「uncomfortable」な状況の中で、コツコツ正しく努力することでしか、人生を劇的に変わらないし、充実感も成功体験も理想の自分も手に入れられないという事を痛感しました。
もし、この考えに共感できる人がいるならば、あなたも今日から「uncomfortable」な出来事に飛び込み、厳しく辛い自己鍛錬を始めることをおすすめします。あくまで、努力の方法は間違えないように!!
一日一日の積み重ねが大きな成功体験につながり、よりあなたの人生の満足度を高めてくれる!!!かもしれないですよ。
30代半ばまではひたすら挑戦→失敗→改善を意識したい
意外と失敗や挑戦を嫌う人って多いですよね。でも、僕は30代半ばくらいまでなら、多少大きめの失敗してもどうとでも挽回できると考えています。僕もまだ30歳なので、これからどんどん挑戦して、失敗していくつもりです!!
あなたも人生で「普通でない」何か特殊な選択をしたときに、「そんなの無理だよ!」とか「普通の人ならこうするでしょう。」とか、周りから反対された経験はあるのではないでしょうか。
僕も周りからいろいろ反対されてきた人生でした。
両親も親戚も「ザ・昭和の日本人」のような人生を歩んできた方々です。結婚、マイカー、マイホームと大体、みんながそういったイベントを体験する年齢に、僕の両親も経験してきました。
そういう、「普通の日本人」にとって、大学院進学し博士号を取得したり、アメリカに短期留学したり、株や仮想通貨に資産の大半をつぎ込んだりすることは、「普通ではない」と感じるのでしょう。
RunRunの自己紹介
どーも、RunRunです。 無名な一般庶民の自己紹介ページという、需要0のページに訪問して頂きましてありがとうございます。 このページは、RunRunの詳細なプロフィールを記載しています。多くの人にと ...
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もちろん、失敗も数々してきて、「自分の選択が間違っているんじゃないか」という考えに何度も取りつかれることもありました。その都度、「普通の人生だったら、こんなつらい思いをしなくても済んだかもしれない」と考えることもありました。
しかし、結局、博士号も無事取得できましたし、普通のサラリーマンでは到達できなくらいの金融資産を築くこともできましたし、会社で楽しく仕事もできています。万事OKですね。
【体験談】30歳で金融資産5000万円達成までの道のり
現代日本は給料はなかなか上がらない一方、税金はじわじわ上がり、多くの人が「お金が足りない!!」と悩んでいるのではないでしょうか。 最近では、30代でも貯蓄0円という人が約3割いるといった調査報告もあり ...
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いわゆる「普通ではない」人生を経験し、失敗し、悩んだからこそ、理想の自分になることができ、人生の満足度を高めることができたのではないかと考えています。あの時、周りの人の意見を聞いて、諦めてたら、今頃後悔しかしていなかったなとも思います。
周りに反対されたからとか、親に言われたからとかで、やりたいことや失敗する可能性が高いことをあきらめる人が多いのではないかと僕は思います。もっと挑戦して、人とは違う「自分だけの」人生を歩むべきです。
特に若いうち、30代半ばくらいまでは自ら失敗していくスタイルの方が、人生の満足度を高めるのではないかと僕は考えます。「失敗してみて、これは自分に合わない事だ」と自分で納得して、諦めた方が絶対いいと思うんですよ。
僕はこれまでの経験から、失敗したとて意外と何とかなるという事を学びました。そして、何かに挑戦し、必死になれば大体いい感じの結果が得られることも学びました。
現実は甘くないとか言いますが、正しい努力をして、失敗から学ぶ姿勢を忘れなければ、大成功とは言わないまでも、そこそこいい感じにはなると僕は思っています。周りからの雑音は気にしない方が、絶対人生の満足度が高まると僕は確信しています。
誰も、あなたの人生になんか責任持ちませんから。無責任なのにアドバイスだけしてくるのが世間ですよ。
というわけで、失敗こそ人生の満足度を高めると僕は考えています。失敗体験の積み重ねからしか成功は生まれないし、充実感も成功体験も得られませんよね。
過去の自分と比較する
人間どうしても他人と比較してしまうものですよね。
僕もかなり他人と比較してしまう性格です。「周囲のアドバイスなんて無視して、自分だけの人生を歩む!!」と心で強く思ったとて、全く周りの人を気にしないことなど、相当な訓練を積んだスーパーマン以外できないでしょう。
みんなが当たり前に働いている年齢なのに、自分だけ夢を追っていたら、それは焦るでしょう。みんな結婚しているのに、自分だけ独身だったら、どうしようって思う人も多いのではないでしょうか。
もちろん、確固たる決意がある人ならば何も感じませんが、普通の人間ならば、自分一人だけ周りと違っていたら少し焦るのは当たり前ですよね。
ただ、僕は焦りほど判断を鈍らせるものはないと思っています。焦って決断したことは大体ろくなことが起きないなと、、、
だから、僕は他人と比較して焦ってしまった時は、意識的に過去の自分と比較するように考えを変えています。
1年前、5年前の自分に比べ、今の自分は何ができるようになっているか、どんなゴールに向かってどのくらい成長できたか、考えるようにしています。敵は自分の中にいると思うようにしています。
過去の自分と比較すると、正しい努力を続けていれば、たいてい勝つことができます。今の自分はベストではなくてもベターだと感じ、自己肯定感が生まれます。
そうして、僕は挫折しそうなとき、不安なときも何とか踏ん張ることができました。
あなたも、今悩んでいたり、周りと比べて劣等感を感じていたりしているならば、是非、過去の自分と比較してみましょう。これまで頑張ってきたことが正しいかったと感じる事でしょう。
まとめ:人生なんて自己満足でしかない!!
今回の記事はいかがだったでしょうか。最後に僕が考える、人生の満足度を高めるために大切なことをまとめますね。
人生の満足度を高めるポイント
- 毎日コツコツ積み重ねる
- 恐れず挑戦し、失敗体験から学ぶ
- 過去の自分に勝つ
あくまで、今回の記事は個人的な意見です。所詮、人生なんて自己満足なのですから、自分がいいと思えるように生きれば万事OK何ですよね。
僕の考えの根底にあるのは、「uncomfortable」な状況に重きを置いた人生を過ごすことで自己満足できるという事です。
ここまで記事を読んで頂いたあなたも、似たような価値観をお持ちではないでしょうか。是非、挑戦や失敗を恐れず、他人と比較して劣等感にさいなまれないように、そして毎日毎日大切に過ごして頂ければと思います。
とはいえ、「言うは易く行うのは難し」でしょう。しかし、毎日意識的に考えを変え、行動を変えていくことで必ず人生は劇的に変わります。
10年後、「あの日から少しずつ考えや行動を変えてきたから、理想の自分に近づくことができた!!」そう思えるといいですね。僕も頑張りたいと思います!!